2010年 03月 15日
エレガントな街、ローザンヌ |
ローザンヌ(Lausanne)は、スイスのレマン湖畔の美しい街。
ジュネーブから電車で30分ほどの所にあります。
arpaちゃんは、数年前まで長くこの街にハープ留学していたので、彼女にとってはいわば
“第二の故郷”のようなところ。
私にとっては、両親が十数年前に旅して以来 ことある度にこの街の素晴らしさを語っている
ので、いつか訪れたい街の一つでした。
昨年8月にsiestaとスイスに小旅行をした時(ブログには未掲載ですが…)、ローザンヌに1泊だけ
したのですが、駆け足観光だったので是非もう一度ゆっくり滞在したいと思っていたのです。
(↓写真は、一部09年8月のものも含まれます)
ホテルからの眺め。
アルプスの山々も間近に臨めます。
レマン湖の対岸は、フランスの名水地 エヴィアン(Evian)。
ローザンヌは、レマン湖北岸の斜面に広がる坂の街。 歩き回るだけでかなりのエクササイズ
になります(笑)
6世紀末に司教座がおかれ、その後は文化都市として栄えてきたところ。 ローザンヌ大学や
音楽学校のほか、ホテル学校やバレエ学校などがひしめく学園都市でもあります。
架橋が多く、地図上ではすぐの場所でもなかなか行き着けなかったり…
地下鉄はとても便利。
急坂の街中でもあっという間に到着します。
世界最古のアプト式(登山鉄道式)メトロだそう。
有名な、カテドラルに続く中世の屋根付き階段。
雰囲気があって見た目には素敵ですが、上るのはなかなかきつい…
スイスでも有数の大きさと美しさを誇るゴシック
様式のカテドラル。
カテドラル前のテラスからは、ローザンヌの街が一望できます。
レマン湖畔はウシー地区(Ouchy)と呼ばれます。
夏は遊覧船や連絡船がたくさん行き交っていましたが、今回はまだ冬の情景。
街には、独特のエレガントな雰囲気が漂っています。 とても小さな街なのに、田舎っぽい
ところがまったくなくて、でも大都会にはない穏やかな空気と豊かな自然が溢れています。
街行く人も、エレガント。 全体的にコンサバティブで、シックなファッションが主流のよう。
バルセロナもお洒落比率はかなり高い街ですが、もっとカラフルで開放的なファッション
なので、何だか新鮮に感じました。
サン・フランソワ通り周辺は小さなショッピングエリア。
驚いたことに、この狭い一角に欧州中の有名どころの高級ブランド店がほとんど揃っています。
ローザンヌ周辺は、世界中のお金持ち(アラブの石油王とか欧州の貴族とか)の子弟が
集まる寄宿学校が点在し、またチャップリンやオードリー・ヘップバーンらが別荘を構えて
いた高級リゾート地としても知られるそう。
ブランド店の需要も、きっと多いのでしょうね。
ゆったりと優雅な気分で中世の雰囲気を
味わえる街。
どちらかと言うと、若者よりも、フルムーン
(死語!?)の旅行なんかにオススメかな!?
by churrosy
| 2010-03-15 23:30
| 旅 -スイス編