2009年 02月 12日
冬の風物詩 「カルソッツ」 |
カタルーニャ地方で冬の旬の食べ物といえば、その代表格は「カルソッツ」(Calçots)。
11月下旬から4月上旬まで出回る、太いネギのことです。
お正月休み、カルソッツ・デビューを果たしました!
ネットで探したレストラン、「El JARDI de l’APAT」。
バルセロナ北部のグエル公園近くにあります。
お店で、「カルソッツを食べたい」と伝えると、まず出てくるのがこれ。
Porron(ポロン)という水差しに入った赤の地ワイン。
私たちはポロンからグラスに注いで飲みましたが、これは亜流。地元の人は、この水差しを口の上方20センチ程まで掲げて口の中に注ぎ入れるのです。
レストランでカルソッツを食べる場合は、ほぼ例外なくコース料理になっているようで、
メニュー構成はだいたいどこでも同じらしい・・・
まずは、カタルーニャ名物パン・コン・トマテ。
街角のバルなどでも必ず出てくる必須アイテムなのですが、このお店のは大きい!
その上セルフサービス。
軽くトーストしたパンに、ガーリックの切り口を擦りつけ、トマトの切り口を擦りつけ、その上から好みでEXバージン・オリーブオイルをかけて頂きます。 これがとっても美味!
カルソッツの前には、日本の焼肉屋さんと同じようなエプロンが配られます。
完全防備でカルソッツに備えます。
いよいよ登場。 カルソッツ!
こんなふうに炭火で真っ黒焦げになるまで焼いてあります。
本来は、収穫終了後の葡萄の枝で焼くそう。
外の黒焦げの皮をツルっと剥いて、中の白い柔らか~いネギだけを食べます。
手でネギを高く掲げ、下からペローンと食べるのがお作法!
日本では、間違いなく「お行儀悪い」と叱られそうなスタイルなんですが、スペインでは身なりの良い紳士や上品なご婦人まで、みなさん同じペローンスタイル・・・ (壮観です!)
カルソッツに合わせるのは、ロメスコソース。
この時期、スーパーでも瓶入りのソースが市販されていますが、やっぱり手作りのものには
敵いません・・・ ロメスコソースは、トマトなどの野菜・ガーリック・アーモンド・オリーブオイル・
パプリカなどを合わせて作ったソース。
カルソッツとの相性は抜群! カルソッツの甘みとソースが相まって、本当に美味しくて病み
つきになります。 カルソッツの味わい自体は、九条ネギに似ているかな。
食べ終わったカルソッツ。
いったい何本食べたのか。。。!?
その後は、こんなメニューが続きます。
メインは、お肉・ソーセージ・野菜のグリル。付け合わせは、お決まりの白インゲン豆の煮込み。
一番奥は、アーティチョーク(スペイン語でアルカチョーファ(alcachofa))の黒焦げ。 これがまたgood!
どれも美味しいのですが、何せ大量なので食べ切るのは至難の業です。
デザートは、このお店ではトゥロンのアイスクリーム、クレマ・カタラーニャ(カスタードプリン)
どちらかの選択でした。
デザートには、必ずCAVA(カタルーニャ特産のスパークリングワイン)が付きます。
本当に美味しかったのだけど、かなりの満腹状態。
カルソッツを味わう時には、“おなかペコペコ”でいらっしゃることをお勧めします!!
★El JARDI de l’APAT
Albert Llanas 2, Torre, 08024 Barcelona
TEL: 93 285 7750
11月下旬から4月上旬まで出回る、太いネギのことです。
お正月休み、カルソッツ・デビューを果たしました!
ネットで探したレストラン、「El JARDI de l’APAT」。
バルセロナ北部のグエル公園近くにあります。
お店で、「カルソッツを食べたい」と伝えると、まず出てくるのがこれ。
Porron(ポロン)という水差しに入った赤の地ワイン。
私たちはポロンからグラスに注いで飲みましたが、これは亜流。地元の人は、この水差しを口の上方20センチ程まで掲げて口の中に注ぎ入れるのです。
レストランでカルソッツを食べる場合は、ほぼ例外なくコース料理になっているようで、
メニュー構成はだいたいどこでも同じらしい・・・
まずは、カタルーニャ名物パン・コン・トマテ。
街角のバルなどでも必ず出てくる必須アイテムなのですが、このお店のは大きい!
その上セルフサービス。
軽くトーストしたパンに、ガーリックの切り口を擦りつけ、トマトの切り口を擦りつけ、その上から好みでEXバージン・オリーブオイルをかけて頂きます。 これがとっても美味!
カルソッツの前には、日本の焼肉屋さんと同じようなエプロンが配られます。
完全防備でカルソッツに備えます。
いよいよ登場。 カルソッツ!
こんなふうに炭火で真っ黒焦げになるまで焼いてあります。
本来は、収穫終了後の葡萄の枝で焼くそう。
外の黒焦げの皮をツルっと剥いて、中の白い柔らか~いネギだけを食べます。
手でネギを高く掲げ、下からペローンと食べるのがお作法!
日本では、間違いなく「お行儀悪い」と叱られそうなスタイルなんですが、スペインでは身なりの良い紳士や上品なご婦人まで、みなさん同じペローンスタイル・・・ (壮観です!)
カルソッツに合わせるのは、ロメスコソース。
この時期、スーパーでも瓶入りのソースが市販されていますが、やっぱり手作りのものには
敵いません・・・ ロメスコソースは、トマトなどの野菜・ガーリック・アーモンド・オリーブオイル・
パプリカなどを合わせて作ったソース。
カルソッツとの相性は抜群! カルソッツの甘みとソースが相まって、本当に美味しくて病み
つきになります。 カルソッツの味わい自体は、九条ネギに似ているかな。
食べ終わったカルソッツ。
いったい何本食べたのか。。。!?
その後は、こんなメニューが続きます。
メインは、お肉・ソーセージ・野菜のグリル。付け合わせは、お決まりの白インゲン豆の煮込み。
一番奥は、アーティチョーク(スペイン語でアルカチョーファ(alcachofa))の黒焦げ。 これがまたgood!
どれも美味しいのですが、何せ大量なので食べ切るのは至難の業です。
デザートは、このお店ではトゥロンのアイスクリーム、クレマ・カタラーニャ(カスタードプリン)
どちらかの選択でした。
デザートには、必ずCAVA(カタルーニャ特産のスパークリングワイン)が付きます。
本当に美味しかったのだけど、かなりの満腹状態。
カルソッツを味わう時には、“おなかペコペコ”でいらっしゃることをお勧めします!!
★El JARDI de l’APAT
Albert Llanas 2, Torre, 08024 Barcelona
TEL: 93 285 7750
by churrosy
| 2009-02-12 17:00
| おいしいモノ -料理